2014年2月5日水曜日

超不適性検査スカウタープラスのベータ版をリリースしました。


すでにお気づきの方もいらっしゃるかと思いますが、超不適性検査スカウタープラス(ベータ版)をリリースいたしました。スカウターの管理画面にログインしていただければおわかり頂けると思いますが、管理画面のデザインをリニューアルしております。スカウターの管理画面内にスカウタープラスのWEBアプリケーションを追加搭載しております。基本的な操作方法は、ほぼスカウターと同じですが、スカウタープラスはネガティブチェックに完全フォーカスしています。通常のスカウターと比べ、ネガティブな面のチェックをより深堀し精度を高めるように設計されています。





超不適性検査スカウタープラスとは?

スカウタープラスとは、頻発する人間関係トラブル、不可解なコミュニケーション、虚言、度重なる遅刻、無断欠勤、失踪、横領や不正、虐待、ヒューマンエラー、コンプライアンス違反他、困った問題行動による不毛なトラブルや不祥事で、「もう手に負えない」となる前に問題社員の兆候を発見するための適性検査です。

とはいいましても、ストーカーや横領する人かどうかを判定できるわけではありません。「問題行動」を起こしてしまっているケースの多くは、精神状態が破綻または破綻しかかっていることが多く、その精神状態をチェックすることで事前にトラブルのリスク度合いを測ろうというものです。問題行動を起こすかどうかを保証できるものではありませんが、「なんか、ちょっと言動がおかしいなぁ・・・」と感じる対象者がいらっしゃった場合は、結構な確率でアラートを出すことができます。採用後の無用なトラブルを低減するための適性検査ツールとお考え下さい。



スカウタープラスの役割

危険物の取り扱いなど些細なミスが大きな事故につながるような職場や、金銭や機密情報に触れるような職場、児童や高齢者など社会的な弱者を対象とした職場では、未然の事故・トラブルの予防が強く求められます。ひとたびトラブルがおこれば、責任感だけでは片付かない問題に発展することもあり、企業は会社を守るためにも事前の事故防止に努めることが求められます。

こういった問題を回避するためにも慎重な採用面接が不可欠ですが、一度や二度の面談で、パーソナリティの問題まで見抜けるものではありません。超不適性検査スカウタープラスは、面接では見極めきれない問題行動やトラブルの兆候を発見し、企業防衛を支援することが役割です。

なお、スカウタープラスには一般的な適性検査(性格や価値観、仕事への適性等)の項目や機能は含まれておりません。人材の個性や特性を判断されたい場合は、不適性検査スカウターをご活用ください。



特に効果を発揮する業界や職種


  • 家庭教師・学習塾など、幼児や児童を対象とした仕事。
  • 保育士やベビーシッター、介護士などの体力的な弱者と関わる仕事。
  • 引越し、荷物集配、各種点検、清掃などの個人宅やプライバシーエリアに立ち入る仕事。
  • 高級ホテルなどのVIPへの接客・接遇に携わる仕事。
  • 貴金属などの高額な貴重品や、直接現金を取扱う仕事。
  • 介護・福祉サービスや警備保障サービス等、責任の大きな人的サービス事業者様。
  • 金融サービスや危険物取扱い等、些細なミスによる万が一の事故被害が深刻な問題に発展しやすい事業者様。
  • 顧客からのクレームやトラブルでお困りの人材派遣会社、人材紹介会社、オンサイト型の業務請負会社様。




適性検査の内容

       検査結果のサンプルイメージ


1. 精神状態の傾向

うつ傾向、非定型うつ傾向、仮面うつ傾向、失感情傾向、境界傾向、演技傾向、自己愛傾向、強迫傾向、回避傾向、妄想傾向等、問題行動やトラブルの引き金になり得る精神状態の傾向を測定します。

2. ストレス要因

人間関係、仕事のプレッシャー、環境変化、仕事量等、仕事上での代表的なストレスの要因4項目について、ストレスを感じやすいか、精神上のトラブルに強い影響を及ぼすかどうかを測定しています。

3. 負因性質

ストレスへの打たれ弱さを測る精神的脆弱性、不満を募らせやすいかどうかを測る不満性向、事故につながりやすい集中力・注意力不足を測る注意散漫性向、感情や倫理・道徳観が希薄で自己中心的な度合いを測る非社会性向等の4項目で、潜在的なトラブル要素の保因傾向を測定しています。

4. 負因性質

現在、ストレスを受けている(または感じている)度合いを測定しています。

5. 総合評価

問題言動やトラブル等の生じるリスク度を総合的に評価しています。

6. 回答の虚偽性

虚偽と予測される回答の度合いを測定しています。5段階で数値が高い程、不正回答の可能性が高いと予測できます。




適性検査の概要と料金

1.設問数と受検時間・受検方法

設問数は択一式100問(5択式)で、平均回答時間は約7分です。
受検方法は、WEB受検と紙の設問冊子受検の両方に対応しています。
※誠に申し訳ございませんがマークシート処理には対応しておりません。

2.利用料金

1名あたり540円(税込)で1名からご利用頂けます。月額費用や管理料等の固定費は一切ありません。
定額使い放題プランもあります。定額378,000円(税込)で300日間使い放題のプランも選択可能です。300日間での利用人数が700名を超える場合は、定額使い放題プランがお得です。




お支払い方法(ポイントチャージ方法)

スカウターと同様にプリペイド方式となっています。スカウターポイントを共通利用できますので、すでに不適性検査スカウターをお使いのユーザー様でポイント残高が540ポイント以上あれば、受検して直ぐに適性検査結果を確認することができます。


ポイント残高をチャージされたい場合は、不適性検査スカウター管理画面にログインして頂き、
[料金]-[ポイントチャージ]画面で貴社専用の振込口座に、必要なポイント分の料金をご入金下さいませ。[料金]画面は、管理画面上部の黒いバーのメニューの[料金]というテキストリンクをクリックしてください。


スカウタープラスの使い方は?

原則として、採用面接での採否判定としてご利用いただくためのものです。採用後の無用なトラブルを低減するために、採用選考時にご利用いただくことをお勧めいたします。

既存の従業員へのご利用は注意が必要となります。
組織の中で普通に働いていらっしゃる方は大半が健全な状態ですので、問題やリスクを示すような結果の出現率は低いといえます。組織の状態にもよりますが、問題やリスクを示す顕著な結果が出る確率は3~5%程度です。しかし、問題やリスクを示す顕著な結果が出てしまった場合、受検者本人へのフィードバックは難易度が高いといえます。一度、スカウタープラスをご受検してみて頂ければお分かり頂けると思いますが、適性検査結果のアウトプット内容は、かなりシビアな内容となっています。本人や周囲への影響を鑑みると、返却行為はリスクを伴う可能性があります。

既にアルファ版をご利用のユーザー様では、既存の従業員向けに実際していらっしゃるケースもあります。複数の教室を有する学習塾を運営しておられ、年に2回、定期健診的に全塾講師が受検されています。受検者本人に適性検査結果は返却しないものの、適性検査結果をひとつの判断材料にして社内の定期面談でのアプローチと生徒へのアテンドを計画されています。

仮に既存の従業員に実施する場合は、本人への返却を約束しない前提で実施していただくことが望ましいといえます。既存の従業員へのご利用は、自己責任においてくれぐれも慎重に行っていただければと思います。

最後に本当に精神疾患を患っている場合は、医師の診断や専門家の援助が不可欠です。下手に素人が関わることで状態が悪化する恐れもありますので、安易に考えずに専門家へのご相談をお勧めいたします。

是非、ご活用頂ければ幸いです。

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