2017年1月26日木曜日

適性検査の受検言語を多言語対応しました


不適性検査スカウターの受検言語を多言語対応しました。2017年1月1日より、新たに英語、中国語(簡体)、中国語(繁体)、タイ語、インドネシア語、ベトナム語、ハングル語(韓国語)の7カ国語での適性検査の受検が可能になりました。

日本人以外の人材採用が益々増えています。製造業を中心に、多数の日系企業が海外に進出し、海外現地法人を立ち上げていますが、現地の製造ラインでは積極的な現地採用を行い、たくさんの現地の労働者の雇用を行っています。製造業だけではありません。スーパーマーケット、コンビニ、アパレル、レストラン等の小売・サービス業も数多く進出し、現地での多くの雇用を生み出しています。

日本の企業が海外進出した際の現地での人材採用において、国民性、社会的価値観、労働に関する意識の違いに戸惑うことは少なくないようです。人種が違うことで、表情の読み取りさえ難しくなります。経験豊かな人事採用担当者であっても、これまで培ってきた日本国内での採用面接のノウハウが通用しないという現実に直面します。

ましてや、比較的小規模な日系企業の現地法人の多くは、人事担当者は不在で営業マネジャーが人事採用担当を兼ねているケースが多く、採用面接をするものの誰を採用すればよいのか、まるで見当もつかないといった悩みを抱えていることも少なくないようです。

このような外国人採用の現場において、そもそも母国語でしかコミュニケーションを図れない応募者に対しては、母国語で適性検査を受検していただく他なく、多くのお客様から日本語以外の受検をできるようにして欲しいとのご要望を頂いております。特に日系企業の進出が著しい、タイ、ベトナム、インドネシアでの母国語受検のニーズはとても多くのお客様から切望されておりました。

日本国内においても、接客業、小売店、ITエンジニアや介護といった多岐にわたる職種で、外国人労働者は今や普通の光景となりました。しかしながら、日本語がわかる外国人スタッフを採用する場合であっても、これまでの日本語受検では、片言の日本語でそもそも正しく設問の意味や意図を理解して受検できているのか、不安がぬぐえませんでした。やはり、できれば正しく意味を理解できる母国語で適性検査を受検させたいというのが、採用する側の希望のようです。

不適性検査スカウターは、お客様が抱えるこのような課題に対して、定量的・客観的な評価ツールとして採用面接だけではカバーしきれない人材の評価をサポートするべく、多言語受検に対応致しました。

多言語対応している適性検査
多言語対応する適性検査は、資質検査、精神分析検査、定着検査の3つの適性検査です。
能力検査は、日本語対応のみとなっており多言語対応していません。仮に受検する適性検査の指定時に能力検査を選択しても、日本語以外で回答画面にログインすると、能力検査は自動的に非表示となり出題されず回答できません。

適性検査の受検方法
適性検査の受検方法はWEB受検及び紙冊子受検の両方に対応しています。
①WEB受検の場合
パソコンで設定している言語にあわせて、設問文や受検の説明文等が表示されます。海外進出している日系企業の現地法人で人材の採用をするようなケースでは、現地のパソコンは多くの場合、現地語が設定されています。一方で、国内で日本人が利用しているパソコンの言語設定は日本語であることが大半です。そのような日本語表示されているパソコンのWEBブラウザでは、設問文は日本語で表示されます。もし、パソコンで設定されている言語がベトナム語なら、設問文はベトナム語で表示されます。つまり、特に言語指定しなくても、使用しているパソコンの言語設定にあわせて自動的に受検言語が選択されます。

また、日本語設定されているパソコンであっても、適性検査回答のログイン画面で、任意の言語を指定することができます。例えば回答ログイン画面でタイ語を選択すれば、検査回答の説明文はタイ語で表示されます。ログイン後も説明文と設問文のどちらもタイ語で表示され、タイ語しかわからない方でも受検が可能になります。

②紙冊子受検の場合
英語、中国語(簡体)、中国語(繁体)、タイ語、インドネシア語、ベトナム語、ハングル語(韓国語)および日本語の8カ国後から希望する言語を指定して設問冊子をダウンロードできます。設問冊子の説明文および設問文は、原則としてすべて指定した言語で記載されています。日本人の人事担当者向けに、回答用紙の一部が日本語で記載されています。注意事項を理解し、取り扱いを間違えないようにするためです。
回答方法は普通紙回答用紙(回答入力方式)マークシート回答用紙の両方で回答が可能です。設問冊子が日本語以外の場合でも、基本的な利用方法・操作方法は同じです。普通紙回答用紙(画面入力方式)の場合は、回収した回答用紙を管理画面にて回答を入力するだけです。

マークシート回答用紙の場合は、回収したマークシート回答用紙を弊社の分析センターにご送付頂くだけです。但し、マークシートへの氏名の記述にあたっては、カタカナおよびローマ字記入となっており、記入者はカタカナとローマ字を理解している必要があります。または適性検査の実施監督者がカタカナで氏名の記入とローマ字マークを指導または代行してあげる必要があります。
また、マークシートの購入にあたっては、日本国外への発送は行っておりませんので、ご注意ください。海外現地法人において現地母国語で適性検査を実施する場合は、WEB受検または紙冊子受検/回答入力方式(普通紙回答用紙)をご利用ください。

ご利用頂けるお客様
多言語受検の機能は、すべてのお客様にてご利用頂けます。標準プランやプライムプランの違いに関係なくご利用いただけます。無料お試し受検でも、ご利用が可能です。

ご利用料金
ご利用にあたり、特別の費用は必要ありません。
受検言語に関係なく、資質検査(外税800円)、精神分析(外税500円)、定着検査(外税500円)の従来通りのスカウター料金で引き続きご利用頂けます。

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